英作文で点を落とす原因の多くは、難しい文法ではありません。
三単現の s の抜け、文頭の小文字、語数不足など基本的なミスであることが多いです。
英検®のライティングでも大学入試の自由英作文でも、こうした基本ミスは減点の対象になりやすいところです。
自分で勉強していて大変なことは、書いた本人にはそのミスがどこにあるかがほとんど見えないことです。
それは、自分の英文は自身で意味がわかっているため、読み流してしまうからです。
このページのツールは、書いた英文を貼るだけで、減点されやすい51項目の基本ミスをその場で洗い出します。
英検®3級〜準1級の意見論述・Eメール・要約、大学入試の自由英作文と和文英訳に対応し、直し方をワンタップで本文に反映できます。無料・登録不要で、回数の制限もありません。
英作文チェッカー
「試験」「級」「問題形式」を選び、下の枠に英文を書くか貼りつけて「チェックする」を押してください。
このツールがどのように動作するのかを見たい人は、「サンプルで試す」を押すと、ミスを含んだ答案で結果を確認できます。
BUNKEI LAB / WRITING CHECK
英検®ライティングと大学入試の英作文を、提出前に自分で点検できます。語数・形式・文法・語彙の基本ミスをその場で直せます。
このツールが見るのは形式・文法・語彙の基本ミスです。内容の良し悪しや表現の自然さは判定しません。英検®のスコアや CSE スコアも推定しません。書いた英文は、お使いの端末の中だけで処理され、サーバーには送信しません。ツール改善のため、試験・級・形式と点数、「どの指摘が出たか」の項目だけを匿名で記録しています。
英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このツールは同協会とは関係がなく、協会の承認や監修を受けたものではありません。

このツールでできること

51項目の基本ミスを、本文に色で示す
語数、構成の形、文法、つづり、語彙の使い方まで、51項目をまとめて確認しています。
見つかったミスは本文に下線で示され、重大(赤)・注意(オレンジ)・参考(青)の3段階で色分けされます。
下線を押すと説明のカードが開き、カードを押すと本文の該当箇所が光るので、どこを直せばいいのか迷いません。
直し方をワンタップで反映し、すぐに再チェック
「informations → information」「I am agree → I agree」のように直し方が決まっているミスには、「この修正を適用」ボタンが付きます。
押すと本文が書き換わり、その場で再チェックされます。「元に戻す」でいつでも取り消せます。
各カードには「なぜ減点されるのか」の説明と、正しい例文も付けています。
英検®3級〜準1級の全形式と大学入試に対応
級と問題形式を選ぶと、語数の目安と見る項目が自動で切り替わります。
2024年度から加わったEメールと要約、2025年度に始まった準2級プラスにも対応しています。
大学入試の自由英作文は、志望校の語数指定を自分で入力できます。
要約の「丸写し」と「意見の混入」がわかる
要約問題では、原文を貼っておくと原文と4語以上続けて同じになっている部分を点線で示し、一致率を%で出します。
要約に「I think」などの自分の意見が混ざっていないかも確認します。要約の練習でよくある失敗を、書いた直後に見つけられます。
観点ごとの目安と、これまでの記録
構成・語彙・文法の3観点を0〜4の目安で表示します。
直して出し直すと前回との差が出るので、ミスが減っていく様子がそのまま見えます。記録はお使いの端末に30回分まで残ります。
登録も回数制限もなし
チェックはすべてお使いのブラウザの中で行います。書いた英文やお題は、サーバーに送信されずご自身の端末でのみ閲覧できます。
会員登録もログインも不要で、1日に使える回数の制限もありません。
使い方は3ステップ

- 試験・級・問題形式を選ぶ……英検®なら級と形式(意見論述/Eメール/要約)、大学入試なら自由英作文か和文英訳を選びます。語数の目安が自動で表示されます。
お題や原文があれば入力しておくと、判定が細かくなります。練習用のお題がほしいときは「お題をランダムに出す」を押してください。 - 英文を書く・貼りつける……入力中も語数がリアルタイムで出て、範囲内なら緑、はみ出すと赤に変わります。ブラウザの自動修正は切ってあるので、自分の書いたとおりに判定されます。
- 「チェックする」を押して直す……重大の指摘から順に直します。直し方が決まっているものは「この修正を適用」を押すだけです。直したらもう一度チェックして、重大がゼロになるまで繰り返します。
目安時間どおりに書く練習をしたい人は、語数表示の横の「タイマー」を使ってください。書きかけの英文は端末に自動で保存され、ページを閉じても7日間は復元されます。
英検®ライティングの語数一覧(2025年度以降)
英検®のライティングは、2024年度から3級・準2級にEメール、2級・準1級に要約が加わり、2025年度には準2級プラスが新設されました。級と形式ごとの語数の目安は次のとおりです。
このツールも、この範囲で語数を判定しています。
| 級 | 問題形式 | 語数の目安 | 押さえたい条件 |
|---|---|---|---|
| 3級 | Eメール | 15〜25語 | 相手の質問2つに答える |
| 3級 | 意見論述 | 25〜35語 | 意見と理由2つ |
| 準2級 | Eメール | 40〜50語 | 下線部について質問を2つ書く |
| 準2級 | 意見論述 | 50〜60語 | 意見と理由2つ |
| 準2級プラス | 要約 | 25〜35語 | 原文の要点を自分の言葉で |
| 準2級プラス | 意見論述 | 50〜60語 | 意見と理由2つ |
| 2級 | 要約 | 45〜55語 | 原文の要点を自分の言葉で |
| 2級 | 意見論述 | 80〜100語 | POINTS は参考。意見と理由2つ |
| 準1級 | 要約 | 60〜70語 | 原文の要点を自分の言葉で |
| 準1級 | 意見論述 | 120〜150語 | POINTS から2つを使う。序論・本論・結論 |
出典:公益財団法人 日本英語検定協会が公開している2025年度第2回の問題冊子、および2025年4月15日の協会のお知らせ。
語数は「目安」ですが、範囲から大きく外れると評価が下がるおそれがあります。特に少なすぎる答案は、内容が足りないと見なされやすいので、下限を必ず超えるようにしましょう。
このツールの語数の数え方
- 空白で区切られたまとまりを1語と数えます。
- 短縮形(don’t)、ハイフンでつないだ語(well-known)、数字(2024、20%)は、それぞれ1語です。
- コンマやピリオドなど、記号だけのものは数えません。
- Eメール問題で、解答用紙にもともと印刷されている挨拶(Hi, ◯◯! Thank you for your e-mail.)と結び(Best wishes,)は数えません。
問題形式ごとに、ツールが見ているところ

意見論述(3級〜準1級)
最初の文で自分の立場(I agree / I think など)をはっきり示しているか、理由を示す目印(First / Second / Also など)が2つあるか、最後に結論の文があるかを確認しています。
2級・準1級では POINTS の語を使っているかも見ます。準1級では、POINTS から2つを使っているか、序論・本論・結論の段落に分かれているかまで確認しています。
Eメール(3級・準2級)
解答用紙に印刷済みの挨拶や結びを書き写していないかを確認し、書いていればその分を語数から除きます。
準2級では、疑問文が2つあるかを数えます。3級では、相手のメールを貼っておくと、質問に答えているかの目安を出します。
要約(準2級プラス・2級・準1級)
原文との一致率(4語以上の連続一致)を出し、原文の文をそのまま写した箇所と、「I think」「In my opinion」などの意見の混入を指摘します。
一致率が30%を超えると注意、50%を超えると重大として表示します。
大学入試の自由英作文
語数は大学ごとに違うので、詳細設定で志望校の指定(例:80〜120語)を入力します。
立場の明示、理由、結論に加えて、段落が1つだけになっていないか、一文が長すぎないかも確認しています。
大学入試の和文英訳
日本語の原文を貼っておくと、日本語の文の数と英文の文の数が対応しているか、原文にある数字(「三日間」「五つ」なども含む)が英文に入っているかを確認しています。
訳抜けに気づくきっかけになります。
チェックしている51の項目
項目は大きく6つのグループに分かれています。どの項目も、同じ英文なら必ず同じ結果になるルールで判定しています。
| グループ | 主な項目 |
|---|---|
| 形式・分量 | 語数が範囲外/ぎりぎり、タイトル行を書いている、Eメールで印刷済みの挨拶・結びを書いている、質問が2つない、要約の一致率・丸写し・意見の混入 |
| 構成 | 冒頭で立場を示していない、理由の目印が2つない、結論の文がない、POINTS を使っていない、準1級の段落構成 |
| 構成・つなぎ | 接続表現がない、文頭の And / But / So、for example の後に例がない、etc. で文を終える、段落が1つだけ |
| 文法・表記 | 文頭の小文字、I の小文字、文末の句読点、全角文字の混入、三単現の s、a と an、不可算名詞の複数形、主語と動詞の不一致、more better などの二重比較、日本人に多い誤用、文の断片、コンマだけで2文をつなぐ、助動詞の後の形、to 不定詞と動名詞の使い分け、つづりミス、同じ語の連続、it’s と its など |
| 語彙・読みやすさ | 口語・くだけた語、a lot of の多用、短縮形、同じ語の繰り返し、語彙の多様性、和製英語、曖昧な語の多用、I で始まる文が多い、長すぎる文、短い文ばかり続く |
| 和文英訳 | 文の数の対応、原文の数字が英文にない |
英作文でよくあるミスと直し方

以下では、実際によく出る指摘を、直し方と一緒にまとめました。書く前に一度目を通しておくだけでも、ミスはかなり減ります。
①「I am agree」と書いている
agree は「賛成する」という動詞なので、be 動詞は付けません。日本語の「賛成です」に引っぱられて、よく出るミスのひとつです。
×I am agree with this opinion.
○I agree with this opinion.
② 三単現の s が抜けている
主語が he / she / it や単数の名詞で、現在の話をしているときは、動詞に s が付きます。長い文になるほど抜けやすくなります。
×She play tennis after school every day.
○She plays tennis after school every day.
主語が名詞(My brother、Volunteer work など)の文は、このツールでは見落とすことがあります。自分でも主語と動詞を確かめましょう。
③ information や advice を複数形にしている
information、advice、homework、furniture などは数えられない名詞なので、s を付けません。数を言いたいときは a piece of を使います。
×I got many informations from the internet.
○I got a lot of information from the internet.
④「discuss about」「enjoy to」など、動詞の使い方
discuss は後ろにすぐ目的語を置く動詞なので about は不要です。enjoy や finish の後ろは to 不定詞ではなく -ing 形にします。
×We discussed about the problem. I enjoyed to talk with them.
○We discussed the problem. I enjoyed talking with them.
⑤ コンマだけで2つの文をつないでいる
英語では、主語と動詞がそろった文どうしをコンマだけでつなぐのは誤りとされます。ピリオドで区切るか、and や because などの接続詞でつなぎます。
×I like summer, it is my favorite season.
○I like summer. It is my favorite season.
⑥ 文の始まりや「I」が小文字になっている
スマホで下書きをすると起きやすいミスです。文の最初の文字と、「私」を表す I は、いつでも大文字にします。
×for these reasons, i think students should do volunteer work.
○For these reasons, I think students should do volunteer work.
⑦ Eメール問題で、印刷済みの挨拶まで書いている
英検®のEメール問題では、解答用紙に「Hi, ◯◯! Thank you for your e-mail.」と「Best wishes,」がすでに印刷されています。
自身でも書くと、その分は内容の語数にならず、本文が足りなくなることがあります。本文だけを書きましょう。
⑧ 要約で、原文をそのまま写したり自分の意見を入れたりしている
要約は「原文の内容を、自分の言葉で短くまとめる」問題です。原文の文をそのまま使うと言い換えの力が見せられず、「I think」などで意見を加えると要約ではなくなります。名詞を動詞に言い換える、具体例をまとめて一般的な語にするのが言い換えのコツです。
×However, some parents are worried. I think tablets are useful.
○However, some parents worry that students spend too much time on screens.
このツールにできないこと

このツールが見ているのは、形式・文法・語彙の基本ミスだけです。次のことは判定していません。
- 内容の良し悪し……理由に説得力があるか、お題に正面から答えているかは判定しません。
- 論理のつながり……理由と結論が矛盾していないか、例が理由を支えているかは見ていません。
- 表現の自然さ……文法的に正しくても不自然な言い回しは、指摘できないことがあります。
- 英検®のスコア……観点の目安は表示しますが、英検®の点数や CSE スコアは推定しません。
つまり「重大の指摘がゼロ」は、基本ミスで落とす心配が減ったという意味で、高得点が取れるという意味ではありません。
基本ミスを直し終えたら、内容と構成を人やAIに見てもらうのが次の一歩です。
内容まで採点してほしい人には、英検®ライティングと大学入試の英作文をAIが4観点(語彙・文法・内容・構成)で採点する UGUIS.AI があります。紙に書いた答案をカメラで読み込むこともできます。料金や使い勝手はUGUIS.AI のレビュー記事にまとめています。
先生・塾の方へ:条件を固定したURLと印刷
生徒に同じ条件で練習させたいときは、ツールで試験・級・形式・お題を選んでから「この条件のURLをコピー」を押してください。
条件とお題が固定されたURLができるので、それを配るだけで全員が同じ問題で書けます。要約やEメールの原文も、そのURLにまとめて入ります。
結果画面の「印刷・PDF保存」を押すと、名前欄と先生のコメント欄が付いたA4用紙1枚に、観点の目安、指摘、本文がまとまります。提出前チェックの記録として回収したり、添削のときの下敷きにしたりできます。
生徒の英文はサーバーに送られないので、個人情報や答案の扱いを気にせずに使えます。
よくある質問

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