生徒古文、今からでも間に合うかな…。
模試の古文で点が取れない…。単語を覚えても文章が読めない…。
理系だから国語に時間をかけたくない…。
8年間以上塾講師として高校生を教えてきた中で、古文ほど「何から手をつければいいか分からない」と相談された科目はありません。
先に結論をお伝えします。
古文は、独学で間に合わせやすい科目です。覚えることの量が英語よりずっと少なく、正しい順番で進めれば、短い期間でも点数が伸びます。
ただし、間に合うかどうかは「文系か理系か」「残りの期間」「今どこで止まっているか」の3つで決まります。
この記事では、独学で間に合うかを自分で判定する方法から、古文の4つの段階の進め方、文系・理系それぞれの最短ルート、そして独学で行き詰まったときに頼れる塾や家庭教師の選び方までをまとめました。
結論:古文は独学で間に合う。ただし3つで判定しよう


1. 文系か理系か(どの試験で古文を使うか)
古文で必要な力は、受ける試験によって大きく変わります。まず、自分がどれに当てはまるかを確かめてください。
| 使う試験 | 必要な力 | 独学との相性 |
|---|---|---|
| 共通テストだけ(理系に多い) | 単語・文法の知識と、選択肢を本文と照らし合わせる力 | とてもよい |
| 私立大学の個別試験 | 単語・文法の細かい知識、文学史が出る大学もある | よい |
| 国公立大学の二次試験・記述のある大学 | 現代語訳や理由説明を、自分の言葉で書く力 | 難しい(添削が必要) |
表のとおり、選択式の試験なら独学と相性がよく、記述がある試験ほど人の手を借りる必要が出てきます。記述は、自分の答案のどこが足りないかを自分で判断しにくいからです。
2. 残りの期間
古文は、単語と文法という土台ができれば、読解は一気に伸びます。反対に、土台がないまま問題を解いても、ほとんど力がつきません。
今の土台の状態と、残りの期間を照らし合わせてください。
| 今の状態 | 独学での見通し(目安) |
|---|---|
| 単語と助動詞はだいたい覚えている | 残り3か月でも、読解と過去問で十分に伸ばせる |
| 単語か文法のどちらかが抜けている | 残り半年あれば間に合わせやすい。抜けている方を先に固める |
| ほとんど手をつけていない | 残り半年あれば間に合う。3か月を切っている場合は、範囲を絞る判断が必要 |
3. 今どこで止まっているか
古文が苦手な人の多くは、自分がどこで止まっているのかを分かっていません。
次の表で、当てはまるものを探してください。止まっている場所によって、やるべきことがまったく違います。
| こんな状態なら | 止まっている場所 | まずやること |
|---|---|---|
| 単語の意味が思い出せない語が多い | 単語 | 基本単語を1語1訳で一周する |
| 単語は分かるのに、訳すと意味が通らない | 文法(とくに助動詞) | 助動詞の接続と意味を固める |
| 訳はできるのに、誰が何をしたのか分からなくなる | 敬語と主語 | 敬語の種類と、敬意の向きを押さえる |
| 話の筋はつかめるのに、選択肢で間違える | 読解の精度 | 選択肢の根拠を本文から探す練習をする |
| 選択式は解けるのに、記述で点がもらえない | 記述 | 答案を第三者に見てもらう |


上から順に、土台に近い順番に並べています。
当てはまるものが複数あるときは、いちばん上から手をつけてください。土台が抜けたまま上の段階に進んでも、点数は安定しません。
共通テスト国語の中での古文の位置


共通テストの国語は、2025年度から大問が5つになり、試験時間が80分から90分に延びました。
配点は次のとおりです。
| 大問 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 第1問〜第3問 | 近代以降の文章(第3問は資料などを読み取る問題) | 合計110点 |
| 第4問 | 古文 | 45点 |
| 第5問 | 漢文 | 45点 |


古文と漢文を合わせると90点で、国語200点のうち半分近くを占めます。
現代文は問題によって点数が上下しやすい一方、古文と漢文は知識を固めれば点数が安定します。国語全体の点数を底上げしたいなら、古文と漢文から手をつけるのが近道です。
古文の学習は4つの段階に分かれる
古文が伸びない原因のほとんどは、段階を飛ばしていることです。
単語を覚えないまま問題集を解いたり、文法があいまいなまま長文を読んだりしても、力はつきません。
| 段階 | 目的 | 独学のしやすさ |
|---|---|---|
| 1. 単語 | 古文特有の単語の意味を覚える | しやすい |
| 2. 文法 | 助動詞と敬語を中心に、文の形から意味を決められるようにする | しやすい |
| 3. 読解 | 主語を追いながら、話の筋と人物の気持ちをつかむ | ややしやすい |
| 4. 記述 | 現代語訳や理由説明を、自分の言葉で書く | しにくい |
1と2は、覚えれば確実に点になる段階です。ここは独学で十分に進められます。
3は練習量が必要ですが、解説をよく読めば独学でも伸びます。4だけは、自分の答案を客観的に判断しにくいため、人の手を借りたほうが早く伸びます。
段階1:単語を覚える


古文単語は、英単語よりずっと少ない数で戦えます。まずは基本の300語前後を目標にしてください。難関大を目指す場合は、そのあとで語数を増やしていきます。
最初は「1語1訳」で一周する
古文単語の多くは、複数の意味を持っています。最初からすべての意味を覚えようとすると、途中で挫折します。
まずは1語につき代表的な意味を1つ覚えて、最後まで一周してください。2周目以降に、ほかの意味を足していきます。
現代語と形が同じ単語を優先する
「ありがたし」「うつくし」「おどろく」のように、現代語と同じ形なのに意味が違う単語は、試験で最も狙われます。現代語の意味で読むと、話の筋がずれてしまうからです。単語帳の中でも、この種類の単語は印をつけて優先的に覚えてください。
当サイトの古文単語のページも、覚える単語の確認に使えます。
段階2:文法は「助動詞」と「敬語」が柱


古文文法で点数を大きく左右するのは、助動詞と敬語の2つです。この2つが分かると、読める文章が一気に増えます。
助動詞は「接続」から覚える
助動詞は、意味だけを覚えても使えるようになりません。
大切なのは、直前の語がどの形(未然形・連用形・終止形など)になっているかという「接続」です。接続が分かると、同じ形の語でもどの助動詞なのかを見分けられるようになります。
当サイトの以下の助動詞の記事も、復習に使ってください。
敬語は「誰から誰へ」を追う道具
古文では主語がよく省略されます。その主語を見つける最大の手がかりが敬語です。尊敬語は動作をする人を高め、謙譲語は動作を受ける人を高めます。
「この敬語は誰を高めているか」を考えると、省略された主語が見えてきます。
古文の敬語は、当サイトの古文の敬語のページでも確認できます。
段階3:読解は「主語を追う」
単語と文法が身についても、「誰が何をしたのか」が分からなくなって点を落とす人は少なくありません。
古文の読解で最も大切なのは、主語を追いかけることです。
| 手がかり | 見るポイント |
|---|---|
| 敬語 | 尊敬語なら、その動作をしているのは高められる人 |
| 接続助詞 | 「て」の前後は主語が同じことが多く、「ば」「ど」の前後では主語が変わることがある |
| 会話の範囲 | 「と」「とて」の前までが会話。誰が誰に言っているのかを確かめる |
| 登場人物 | 最初に登場人物を書き出し、身分の高い低いを確認する |
読解の練習では、問題を解く前に、登場人物を書き出して、各文の主語を小さく書き込む習慣をつけてください。最初は時間がかかりますが、これを続けると、選択肢の「人物の取り違え」に気づけるようになります。
選択肢で迷ったときは、選択肢を本文のどの部分で確かめたかを必ず言えるようにしてください。根拠を言えない選択肢は、雰囲気で選んでいます。
段階4:記述と和歌(国公立の二次試験・記述のある大学)


現代語訳や理由説明の記述は、独学で最も伸び悩む部分です。自分の答案と模範解答を見比べても、「言い方が違うだけで同じ内容なのか」「大事な要素が抜けているのか」を判断するのが難しいからです。
記述の練習は、次の順番で進めてください。
| 順 | やること |
|---|---|
| 1 | 傍線部の主語・目的語・助動詞・敬語を、答案を書く前にすべて確認する |
| 2 | 直訳を作り、省略されている語を補う |
| 3 | 自然な日本語に整える |
| 4 | 模範解答と比べて、抜けた要素に印をつける |
| 5 | できれば第三者に添削してもらう |
和歌は、掛詞や縁語などの修辞の名前を当てるだけでは点になりません。その和歌が、どんな場面で、誰の、どんな気持ちを表しているかまで説明できるようにしてください。
漢文も同時に進める


古文と一緒に考えてほしいのが漢文です。共通テストでは古文と同じ45点です。
そして漢文は、覚えることが古文よりさらに少なく、短期間で点数を上げやすい分野です。
漢文の点数を決めるのは、主に次の2つです。
| 覚えること | 具体的に |
|---|---|
| 句形 | 否定・疑問・反語・使役・受身・比較・仮定など、決まった形と読み方 |
| 重要語 | 「数(しばしば)」「故(ゆゑに)」など、読み方で意味が変わる漢字 |
とくに反語は、形に気づかずに疑問として訳すと、筆者の主張が正反対になります。句形は一覧で覚えたら、短い例文で何度も確認してください。
当サイトの記事では、漢文の句形一覧と句形のテストが使えます。
古文が苦手で時間がない人ほど、漢文で確実に点を取る作戦が有効です。古文を捨てるのではなく、漢文を得点源にして国語全体を安定させてください。
理系の最短ルート(共通テストだけで古文を使う人)


理系の受験生にとって、古文は「共通テストの国語の一部」です。数学や理科に時間を使いたいので、古文には最小限の時間で、確実に点を取る仕組みが必要です。
理系は「選択式で点を取る」ことだけに集中する
共通テストの古文はすべて選択式です。記述の練習も、和歌の細かい修辞の暗記も、優先度は低くて構いません。
単語・助動詞・敬語の3つを固め、あとは過去問で選択肢の選び方に慣れる。これが理系の最短ルートです。
| 順番 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 基本単語を1語1訳で一周 | 毎日少しずつ。通学時間などのすき間で進める |
| 2 | 助動詞の接続と意味 | 全部を完璧にしなくてよい。頻出のものから |
| 3 | 敬語の種類と向き | 主語を見つける道具として使えれば十分 |
| 4 | 共通テストの過去問 | 解いたあと、選択肢の根拠を本文から探す練習をする |
理系こそ漢文を得点源に
古文と漢文は同じ45点ですが、覚える量は漢文のほうが少なくて済みます。
時間が限られる理系ほど、漢文の句形を先に固めて、漢文で確実に点を取る作戦が向いています。古文は「基本を押さえて大崩れしない」ことを目標にしてください。
文系の残り期間別の計画
文系で、私立大学の個別試験や国公立の二次試験でも古文を使う人は、共通テストより一段深い対策が必要です。
残り1年(高2の冬〜高3の春)
| 時期 | やること |
|---|---|
| 最初の3か月 | 基本単語を一周し、助動詞と敬語を固める |
| 次の3か月 | 短めの文章で読解の練習。主語を追う習慣をつける |
| 次の3か月 | 単語を増やしながら、志望校のレベルの問題集へ |
| 最後の3か月 | 過去問。記述がある人は添削を受ける |
残り半年(高3の夏ごろ)
| 時期 | やること |
|---|---|
| 最初の2か月 | 単語と文法を同時に進め、夏のうちに土台を終わらせる |
| 次の2か月 | 読解の問題集で、主語を追う練習 |
| 最後の2か月 | 過去問。間違えた問題は、単語・文法・主語のどこが原因かを必ず確かめる |
残り3か月(高3の秋以降)
この時期から始める場合は、範囲を絞る判断が必要です。
単語は基本の語だけ、文法は助動詞と敬語だけに絞り、あとは志望校の過去問を解いて出題の形に慣れることを優先してください。
記述がある人は、この時期こそ人の手を借りるほうが効率的です。
独学でできること・人に頼ったほうが早いこと


ここまでをまとめると、古文は次のように分けられます。
| 独学でできること | 人に頼ったほうが早いこと |
|---|---|
| 単語を覚える | 記述答案の添削 |
| 助動詞と敬語を覚える | 何度解説を読んでも分からない文法の理解 |
| 共通テストの過去問を解く | 主語や人物関係で同じ間違いを繰り返すときの原因の特定 |
| 漢文の句形を覚える | 勉強が続かないときの計画と進み具合の管理 |


つまり、古文で人に頼るべきなのは「添削」「解説しても分からないところ」「管理」の3つです。
単語や句形の暗記は、自分でやったほうが早く終わります。全部を塾に任せる必要はなく、頼む部分を絞るほど、費用も時間も無駄になりません。
保護者の方へ:塾や家庭教師を考えるタイミング
古文は独学で間に合いやすい科目ですが、次のような様子が見られたら、外部の力を借りることを考えてよいタイミングです。
| お子さんの様子 | 考えられること |
|---|---|
| 単語帳を何か月も開いているのに、模試の点数が変わらない | 文法か主語の追い方で止まっていて、自分では原因が分からない |
| 「古文は捨てる」と言い出した | 漢文と合わせて90点ある分野を手放すのは、国語全体に大きく響く |
| 志望校に記述がある | 記述は独学で最も伸びにくい。添削の機会が必要 |
| 机に向かっているが、何をしているか聞くと答えがあいまい | 計画がないまま時間だけが過ぎている |
古文だけを1対1で頼めるオンラインの塾や家庭教師もあります。
人に頼るなら、「何を頼むか」で選ぶ


ここからは、古文を教われる塾・家庭教師・通信教育を紹介します。
| 頼みたいこと | 向いているサービス |
|---|---|
| 古文・漢文の専門家に、1対1でつまずきを直してほしい | 国強塾 |
| 授業で文法や読解を一通り学びたい | スタディサプリ |
| 1対1で教わりたい。費用も抑えたい | リスタ |
| 経験のあるプロの先生を自分で選びたい | マナリンク |
| 国語だけ、計画と進み具合を管理してほしい | ウィズスタディ |
| 記述の添削を通信で受けたい | Z会(通信教育) |
| 全科目の計画と管理を任せたい | 逆転コーチング、スタディコーチ |
1対1の指導を、同じ条件で比較
1対1の指導は、30分単位の会社、月額の会社、講師ごとに違う会社など、料金の単位がばらばらです。
そこで、高校3年生が国語1科目を、週1回60分・月4回受けた場合にそろえて比べました(入会金は除き、毎月かかる固定費は含めています)。
| サービス | 月額(税込) | 含まれるもの |
|---|---|---|
| リスタ | 14,850円 | 授業と学習計画面談 |
| マナリンク | 先生ごとに異なる(高校生の目安は月18,000〜25,000円) | 先生が設定した授業 |
| トウコベ | 28,490円 | 授業と学習サポート費 |
| ウィズスタディ(スタンダード) | 29,920円 | 学習管理、週1回の授業、システム利用料 |
| 国強塾 | 相談時に案内 | 古文・漢文専任の講師がいる1対1 |


| サービス | 計算の根拠 |
|---|---|
| リスタ | 週1コース(60分)14,850円。料金は学年共通 |
| トウコベ | 高校3年生の30分3,080円 × 2 × 4回 + 学習サポート費3,850円 = 28,490円 |
| ウィズスタディ | 高校生スタンダード1科目25,520円 + システム利用料4,400円 = 29,920円 |
1対1の授業だけで比べると、リスタが最も安く、トウコベやウィズスタディのおよそ半分です。
一方で、ウィズスタディには毎日の勉強計画と毎週の確認テストが、トウコベにはLINEでの24時間の質問対応が含まれます。授業だけが欲しいのか、管理まで欲しいのかで選んでください。
体験授業で確かめる5つのこと
どのサービスを選ぶにしても、体験授業や無料相談で次の5つを確かめると、失敗しにくくなります。
| 確かめること | なぜ大切か |
|---|---|
| 最初に、どこで止まっているか(単語・文法・主語・記述)を確かめてくれるか | 原因を見ずに教え始める講師では、同じ所でつまずき続ける |
| 助動詞を、意味だけでなく接続から説明してくれるか | 接続から説明できる講師は、文法の理解が深い |
| 主語の見つけ方を、敬語などの根拠で説明してくれるか | 「なんとなく」の読み方では、本番で崩れる |
| 授業のない日に、何をすればいいかを示してくれるか | 古文は、家での暗記と復習で点数が決まる |
| 入会金と毎月の総額を、はっきり示してくれるか | 授業料以外の費用が意外にかかる場合がある |
古文を教われる塾・家庭教師・通信教育
古文・漢文の専門家に1対1で見てほしい:国強塾
国強塾は、オンラインの数学塾「数強塾」のグループの国語部門です。現代文・古文・漢文を、完全1対1のマンツーマン・オンラインで指導しています。


- 古文・漢文の専任講師がいて、国語に絞った1対1の指導を受けられる
- どこで根拠が途切れたかを特定して、その単元に戻る指導方針
- 古文・漢文の単元解説や国語の過去問など、無料で使える教材が多い
- 学習相談は無料で、入会を決めていなくても相談できる
- 体験授業は無料ではなく、3,000円(税込)かかる
国強塾の特徴は、古文を「暗記」ではなく「本文の根拠から読む」ことを重視している点です。
助動詞・敬語・主語・返り点・句形のどこで根拠が途切れたのかを一緒に特定し、必要な単元に戻って説明し直す、という指導方針としています。「単語も文法も覚えたのに、なぜか点数が取れない」という人の原因を探すのに向いた考え方です。
もう一つの強みが、無料で使える教材の充実です。
公式サイトでは、古文20単元・漢文21単元の解説と確認問題、共通テスト・センター試験の国語の過去問(2006〜2026年度)が無料で公開されています。
まず無料の教材で自習し、それでも分からないところだけを講師に相談する、という使い方ができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形態 | 完全1対1のマンツーマン・オンライン(現代文・古文・漢文) |
| 講師 | 古文・漢文の専任講師がいる(公式の編集情報より) |
| 学習相談 | 無料 |
| 体験授業 | 3,000円(税込・60分) |
| 料金 | 受講の可否・担当・料金は、相談時に案内 |
| 無料教材 | 古文20単元・漢文21単元の解説と確認問題、共通テスト・センター試験の国語過去問(2006〜2026年度) |
授業で文法と読解を一通り学びたい:スタディサプリ
スタディサプリは、リクルートが運営するオンライン学習サービスです。


- 月払いでも2,178円と、授業を受けられるサービスの中で最も安い
- 古文・漢文だけでなく、ほかの科目の講座も同じ料金で見られる
- 分かるまで何度でも授業を見直せる
- 専用の端末が不要で、手持ちのスマートフォンなどですぐ始められる
- 分からないところを、その場で講師に質問する仕組みはない
- 記述の添削や、勉強の計画を管理してくれる仕組みはない
- 停止しても、残りの期間分は払い戻されない(高校卒業時などは例外がある)
料金は月払い2,178円、12か月一括払いなら月あたり1,815円(Webサイトからの申し込みの場合)で、入会金はかかりません。
小学1年生から高校3年生までの講座を、どれでも見ることができます。
公式の講座案内(2022年3月時点の資料)には、古文の〈文法編〉〈読解編〉と漢文の講座が掲載されています。
講座の名前や構成は更新されることがあるので、無料体験の際に現在の講座を確認してください。文法を授業で一通り聞いてから、自分で問題を解くという進め方に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 月払い2,178円/12か月一括払い21,780円(月あたり1,815円)。入会金・初期費用なし |
| 古文・漢文 | 古文〈文法編〉〈読解編〉、漢文の講座(公式の講座案内より) |
| 無料体験 | 初回14日間(Webサイトから、クレジットカード決済で申し込んだ場合) |
| 契約 | 自動更新。停止しても残りの期間分の払い戻しはない(高校卒業時などは返金を受けられる場合がある) |
1対1で教わりたい。費用も抑えたい:リスタ
リスタは、東大生を中心とした難関大の現役学生が、1対1で教えるオンライン家庭教師です。


- 同じ条件で月14,850円と、1対1の中で最も安い
- 古文・漢文を指導教科に挙げる東大生の講師がいる
- 学習計画の面談が料金に含まれる
- 体験授業が90分と長く、相性をじっくり確かめられる
- 基本の指導時間は17時から23時で、それ以外は相談が必要
- LINEでの質問し放題などはオプション料金
- 講師は学生なので、社会人のプロに教わりたい人には合わない
- 入会金22,000円がかかる
講師の学歴は東大生が70%を占め、高校生・既卒生も対象です。公式サイトの講師紹介には、指導教科に古文・漢文を挙げる東大の文系学生がいます。
料金は学年に関係なく同じで、同じ条件で比べると1対1の中で最も安くなります。講師による学習計画の面談が料金に含まれるので、「古文の単語を今週どこまで覚えるか」まで一緒に決めてもらえます。
| 項目 | 内容(税込) |
|---|---|
| 形態 | 1対1のオンライン家庭教師(難関大の現役学生) |
| 入会金 | 22,000円 |
| 料金(学年共通) | 週1コース:60分14,850円、90分19,800円 週2コース:60分24,800円、90分34,980円 |
| 含まれるもの | 講師による学習計画面談 |
| 体験授業 | 90分(学習計画面談つき) |
プロの先生を自分で選びたい:マナリンク
マナリンクは、社会人のプロ講師だけが在籍するオンライン家庭教師です。


- 講師は社会人のプロで、プロフィールを見て自分で選べる
- 科目一覧に「古典」があり、古文を教えられる先生を探せる
- 複数の先生と無料体験ができ、契約しなければ費用はかからない
- 宿題の提出と添削をアプリで行える
- 料金が先生ごとに違い、比べる手間がかかる
- 授業日以外の質問や進み具合の管理は、先生によって別料金の場合がある
- 入会金19,800円がかかる
800名を超える講師の中から、科目や目的で先生を探して選べます。公式サイトの科目一覧には「古典」があり、高校1年生が古文・漢文の基礎を先生に教わった体験談も掲載されています。
こちらから「古典」の講師を検索できます。
料金は先生ごとに異なり、高校生の月額の目安は18,000〜25,000円です。複数の先生と無料体験ができ、公式も3名程度と比べることをすすめています。
先生のプロフィールを見て、古文の指導経験が長い人を自分で選べるのが最大の強みです。
| 項目 | 内容(税込) |
|---|---|
| 形態 | 1対1のオンライン家庭教師(社会人のプロ講師) |
| 入会金 | 19,800円 |
| 料金 | 先生ごとに異なる。高校生の月額目安は18,000〜25,000円 |
| 体験 | 複数の先生と無料体験ができる |
| そのほか | 解約金なし。宿題の提出と添削をアプリで行える |
国語だけ、計画と管理を任せたい:ウィズスタディ
ウィズスタディは、学習管理と1対1の授業を、科目ごとに必要な分だけ選べるオンラインコーチング塾です。


- 国語1科目から申し込め、計画だけなら月7,128円から選べる
- 毎週の確認テストで、覚えたかどうかを確かめてもらえる
- 教材費・季節講習が0円で、最低契約期間もない
- 7日間の無料体験がある
- 高校生の入塾金は33,000円かかる
- システム利用料4,400円が毎月かかる
- 超ライトとライトには授業がなく、教わりたい場合はスタンダード以上が必要
高校生・既卒生の受講科目に「国語」があり、国語1科目だけ申し込めます。
古文は、単語と文法を毎日少しずつ積み上げる科目です。
1日単位の勉強計画を毎週立ててもらい、毎週の確認テストで覚えたかどうかを確かめる仕組みは、暗記が続かない人にとって大きな助けになります。
| プラン(高校生・1科目・月額・税込) | 主な内容 |
|---|---|
| 超ライト 7,128円 | 勉強計画づくり |
| ライト 15,180円 | 学習管理(コーチング面談・毎週の確認テストなど) |
| スタンダード 25,520円 | ライトに、1対1の個別授業(週1コマ60分)を追加 |
| プレミアム 35,200円 | スタンダードに、個別授業をもう週1コマ追加 |
記述の添削を通信で受けたい:Z会(大学受験生向け)
Z会の大学受験生向けコースは、志望大学のレベル別のプランで受講する通信教育です。
- 添削で、記述の答案を第三者に見てもらえる
- 志望大学のレベル別にプランを選べる
- 対応するiPadがあれば、専用タブレットを買わずに受講できる
- 高3・高卒生向けは12カ月一括払いを選べない
- 専用タブレットは2月までの受講が前提で、それより前に中止すると合計44,600円の請求がある
- 料金は科目ごとではなく、プラン単位で示されている
最大の特徴は答案の添削で、独学で最も伸びにくい記述を第三者に見てもらえます。
| プラン(1カ月あたり・税込) | 6カ月一括払い | 毎月払い |
|---|---|---|
| 難関大プラン | 11,165円 | 11,753円 |
| 最難関大プラン | 13,960円 | 14,695円 |
| 東大京大プレミアプラン | 16,754円 | 17,636円 |
共通テストオプション(月2,490円)や小論文オプション(月3,990円)を追加できます。
受講には、Z会専用タブレットか対応するiPadとデジタルペンシルが必要です。
高3・高卒生向けの講座は12カ月一括払いを選べず、専用タブレットの割引は学年末の2月までの受講が前提で、それより前に中止すると合計44,600円が請求されます。
全科目の計画と管理を任せたい:逆転コーチング・スタディコーチ


- 志望校から逆算した計画を、毎日・毎週の単位で作ってもらえる
- 古文だけでなく、全科目の勉強の進め方をまとめて見てもらえる
- スタディコーチの逆授業は、古文の主語や文法を自分の言葉で説明する練習になる
- 月4万円前後からと、古文だけのためには費用が大きい
- 授業をする塾ではないため、理解できない単元は別に教わる必要がある
古文だけでなく、全科目の勉強が計画どおりに進まないという場合は、学習管理に特化した塾が選択肢になります。
どちらも授業をする塾ではなく、計画と面談で自習の質を上げる仕組みです。
| 逆転コーチング | スタディコーチ | |
|---|---|---|
| 形態 | 難関大に合格したコーチが1日単位の計画を作り、管理する | 毎週の面談と学習管理。生徒が解き方を説明する「逆授業」 |
| 料金 | 受験生スタンダード(2科目まで・月4回)月42,980円。入塾金38,000円、システム利用料月2,970円(いずれも税込) | 計画作成コース 月39,800円〜、逆授業コース 月49,800円〜(目安・税の表記なし) |
| 体験 | 無料体験(40分) | 無料体験 |
そのほかの選択肢
分からない問題をその場で聞きたい:オンライン大学受験塾プロイゴ
プロイゴは、オンライン家庭教師e-Liveを運営するLIVE株式会社の、高校生・浪人生専門のオンライン大学受験塾です。
- 自習中に分からない問題を、その場で東大生講師に聞ける(時間内は受け放題)
- 塾長による自習の指示と面談がある
- 自習が中心なので、自分から机に向かう必要がある
オンライン教室に現役の東大生講師が待機していて、自習中に分からない問題があれば、その場で個別指導を受けられます。
個別指導は時間内なら受け放題で、塾長が自習の指示や面談も行います。
古文の自習をしながら、分からない一文をすぐ聞ける環境がほしい人に向いています。
詳しい料金は、無料相談の際にご確認ください。
教室に通える難関大志望なら:Z会の教室
Z会の教室は、少人数のライブ授業と添削指導を組み合わせた、通う教室です。


- プロ講師のライブ授業と添削で、記述の力を鍛えられる
- 本科の授業を1教科1回、無料で体験できる
- 教室は首都圏・関西・静岡(三島)のみ
- 一部の講座は選抜試験がある
首都圏・関西・静岡(三島)に教室があります。
受講料の目安は、首都圏の高3・1講座(4週授業月)で、120分授業が月26,300円、240分授業が月48,900円(別途教材費)です。
本科の授業は、1教科につき1回無料で体験できます。
東大生に、質問まで手厚く見てほしい:トウコベ
トウコベは、東大生を中心とした旧帝大などの学生が教える、オンラインの1対1の個別指導です。


- LINEで24時間質問でき、毎回の授業後に授業報告が届く
- 入会金も含めた30日間の全額返金保証(適用には条件あり)
- 相性の良い講師が見つかるまで、講師の変更は無料
- 30分単位の料金で、受験期だけ回数を増やすなどの調整がしやすい
- 同じ条件で月28,490円と、リスタのおよそ2倍
- 学習サポート費(月3,850円)が毎月かかる
- 入会金19,800円(税込)がかかる
- 古文を担当できる講師がいるかは、相談の段階で確認が必要
高校3年生は30分3,080円(税込)で、毎月の学習サポート費3,850円がかかります。
LINEで24時間質問でき、入会金も含めた30日間の全額返金保証があります(適用には条件があります)。
単語帳を期限までに終わらせたい:Vulpe(アプリ)
Vulpe(ヴァルプ)は、参考書を計画どおりに進めるためのアプリです。


- 無料で使え、1日に進めるページ数を自動で計算してくれる
- 計画からの遅れや進みがグラフで分かり、遅れると知らせてくれる
- 複数の端末で同じアカウントを使え、保護者も進み具合を確認できる
- 計画を立てるのは自分で、何をどの順で勉強すべきかは教えてくれない
- 分からないところを質問できる仕組みはない
- アプリ内に広告があり、プレミアム機能はアプリ内課金
単語帳や文法書の名前・ページ数・終わらせたい日を登録すると、1日に進めるページ数が自動で計算され、遅れているときは知らせてくれます。
アプリは無料で、有料のプレミアム機能(アプリ内課金)があり、アプリ内に広告があります。
よくある質問


まとめ


古文は、独学で間に合わせやすい科目です。
ただし、間に合うかどうかは、文系か理系か・残りの期間・今どこで止まっているかの3つで決まります。
| 段階 | 独学でやること | 頼るなら |
|---|---|---|
| 1. 単語 | 基本の300語前後を1語1訳で一周する | —(自分でやったほうが早い) |
| 2. 文法 | 助動詞は接続から、敬語は向きから覚える | 解説しても分からないときは1対1(国強塾・リスタ・マナリンク) |
| 3. 読解 | 主語を書き込みながら読む | 同じ間違いを繰り返すときは1対1 |
| 4. 記述 | 主語・助動詞・敬語を確かめて直訳する | 添削(国強塾・マナリンク・Z会) |
| 全体 | 毎日の量を決めて続ける | 管理(ウィズスタディ・逆転コーチング・スタディコーチ) |
単語と文法は、今日から自分で始められます。
一方で、「覚えたのに点が取れない」「記述で点がもらえない」という状態が続いているなら、専門家に一度見てもらうのが近道です。
多くのサービスで無料の相談や体験を受けられるので、解けなかった古文の問題を1つ持って、まず相談してみてください。どこで止まっているかが分かるだけでも、残りの時間の使い方が変わります。














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