共通テストで何点を目指せばいいか、どの科目で何点伸ばせばいいかは、今の点によって一人ひとり異なります。
以下のツールに模試の点を入れると、科目ごとの目標点と本番までの月ごとの目安、そして今日やることが分かります。登録不要・無料で、何度でも使えます。
入力した点は、お使いの端末の中だけで計算・保存され、送信されません。このツールは合格の可能性を判定するものではありません。
共通テストの基本:日程・科目・満点
まず、目標点を考える前提になる日程と科目を確認しておきましょう。科目・満点・試験時間は、大学入試センターが公表している実施要項(令和9年度)で確認した内容です(2026年9月26日確認)。
本番の日程
本試験は2日間です。本番の日付と残り日数は、下のカウントダウンに表示しています(毎年、大学入試センターの公表を確認して更新しています)。
科目と満点・試験時間
| 教科 | 科目 | 満点 | 試験時間 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 国語(近代以降の文章110点・古文45点・漢文45点) | 200点 | 90分 |
| 地理歴史・公民 | 「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」「地理総合/歴史総合/公共」から最大2科目 | 1科目100点 | 1科目60分・2科目130分 |
| 数学① | 「数学Ⅰ,数学A」または「数学Ⅰ」 | 100点 | 70分 |
| 数学② | 「数学Ⅱ,数学B,数学C」 | 100点 | 70分 |
| 理科 | 「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」(2分野を解答)「物理」「化学」「生物」「地学」から最大2科目 | 1科目100点 | 1科目60分・2科目130分 |
| 外国語 | 英語(リーディング/リスニング) | 各100点 | 80分/60分(解答は30分) |
| 情報 | 「情報Ⅰ」 | 100点 | 60分 |
出典:大学入試センター「令和9年度大学入学共通テスト実施要項」別紙(2026年9月26日確認)。英語以外の外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)は筆記200点で、リスニングはありません。
1000点満点の内訳(国公立6教科8科目の場合)

| 教科 | 文系の例 | 理系の例 |
|---|---|---|
| 国語 | 200点 | 200点 |
| 外国語(英語リーディング+リスニング) | 200点 | 200点 |
| 数学(数学①+数学②) | 200点 | 200点 |
| 地理歴史・公民 | 200点(2科目) | 100点(1科目) |
| 理科 | 100点(理科基礎) | 200点(2科目) |
| 情報 | 100点 | 100点 |
| 合計 | 1000点 | 1000点 |
大学・学部によって、使う科目や配点(傾斜配点)は変わります。
得点率別の目標点の配分表(6割・7割・8割・9割)
「8割取るには、各科目で何点必要?」という人のために、6割〜9割の科目ごとの目標点を表にしました。
文系・国公立(6教科8科目)
| 科目(満点) | 6割 | 7割 | 8割 | 9割 |
|---|---|---|---|---|
| 現代文(110) | 65 | 72 | 78 | 87 |
| 古文(45) | 27 | 32 | 37 | 42 |
| 漢文(45) | 27 | 32 | 38 | 42 |
| 英語R(100) | 64 | 71 | 78 | 88 |
| 英語L(100) | 56 | 64 | 71 | 81 |
| 数学①(100) | 49 | 61 | 74 | 91 |
| 数学②(100) | 57 | 66 | 76 | 89 |
| 日本史(100) | 64 | 76 | 87 | 95 |
| 公共,倫理(100) | 66 | 77 | 88 | 95 |
| 理科基礎(100) | 66 | 77 | 88 | 95 |
| 情報Ⅰ(100) | 59 | 72 | 85 | 95 |
| 合計 | 600 | 700 | 800 | 900 |
令和8年度の平均点を出発点に、このツールの計算(伸ばしやすさ・伸びる余地)で各割合まで割り振った目安です。1科目は目標得点率+8ポイント(最大95%)までにしています。合格の基準ではありません。
理系・国公立(6教科8科目)
| 科目(満点) | 6割 | 7割 | 8割 | 9割 |
|---|---|---|---|---|
| 現代文(110) | 67 | 73 | 79 | 88 |
| 古文(45) | 28 | 33 | 38 | 42 |
| 漢文(45) | 28 | 34 | 39 | 42 |
| 英語R(100) | 66 | 73 | 80 | 88 |
| 英語L(100) | 58 | 65 | 73 | 82 |
| 数学①(100) | 52 | 65 | 77 | 92 |
| 数学②(100) | 59 | 68 | 78 | 89 |
| 物理(100) | 51 | 64 | 76 | 92 |
| 化学(100) | 62 | 73 | 84 | 95 |
| 地理(100) | 66 | 77 | 88 | 95 |
| 情報Ⅰ(100) | 63 | 75 | 88 | 95 |
| 合計 | 600 | 700 | 800 | 900 |
令和8年度の平均点を出発点に、このツールの計算(伸ばしやすさ・伸びる余地)で各割合まで割り振った目安です。1科目は目標得点率+8ポイント(最大95%)までにしています。合格の基準ではありません。
私立・共通テスト利用(3教科の例)
| 科目(満点) | 6割 | 7割 | 8割 | 9割 |
|---|---|---|---|---|
| 現代文(110) | 65 | 72 | 80 | 92 |
| 古文(45) | 26 | 32 | 38 | 42 |
| 漢文(45) | 26 | 33 | 39 | 42 |
| 英語R(100) | 64 | 72 | 81 | 93 |
| 英語L(100) | 56 | 64 | 74 | 86 |
| 日本史(100) | 63 | 77 | 88 | 95 |
| 合計 | 300 | 350 | 400 | 450 |
令和8年度の平均点を出発点に、このツールの計算(伸ばしやすさ・伸びる余地)で各割合まで割り振った目安です。1科目は目標得点率+8ポイント(最大95%)までにしています。合格の基準ではありません。
志望校の目標得点率の決め方
目標点を決めるときの手がかりになるのが、予備校が大学・学部ごとに公開している「ボーダー得点率」です。

- 志望校・学部・日程(前期・後期など)を決めて、ボーダー得点率を調べる:同じ大学でも、学部や日程でボーダーは異なります。
- 定義を確認する:ボーダーは「その点なら合格できる」線ではなく、合否が分かれる目安です。定義は予備校によって違うので、各サービスの説明を読んでから使ってください。
- 少し上乗せして目標にする:本番は、模試より緊張したり、得意・不得意の出方が変わったりします。運営者は指導で、ボーダーに3〜5ポイントほど上乗せした得点率を目標にするよう勧めています(運営者の経験にもとづく目安です)。
- 二次試験の配点も見る:共通テストと二次試験の配点の比率で、共通テストの重みは大きく変わります。
傾斜配点の計算方法
多くの大学は、共通テストの点をそのまま使わず、科目ごとに配点を変えて換算します。これを「傾斜配点」と呼びます。計算の基本は次のとおりです。
換算点 = 素点 ÷ 満点 × 大学の配点(これを科目ごとに計算して合計する)
例1:英語のリーディングとリスニングの比率を変える場合
英語を200点満点で使い、リーディングとリスニングを「3:1」にする大学の場合、リーディングは150点分、リスニングは50点分になります。リーディング80点・リスニング60点なら、次のように計算します。
| 科目 | 素点 | 計算 | 換算点 |
|---|---|---|---|
| リーディング | 80/100 | 80 ÷ 100 × 150 | 120点 |
| リスニング | 60/100 | 60 ÷ 100 × 50 | 30点 |
| 英語の合計 | 140/200 | 150点(200点満点) |
例2:国語の古文・漢文を使わない場合
国語を「近代以降の文章だけ・100点満点」で使う大学なら、近代以降の文章(110点満点)の点を100点に換算します。77点なら、77 ÷ 110 × 100 = 70点です。
古文・漢文の点は合計に入りません。
例3:地歴公民・理科で「高得点の科目」を採用する場合
地理歴史・公民を2科目受けて、「高得点の1科目を100点で採用」する大学では、点の高い科目だけが合計に入ります。日本史88点・公共,倫理80点なら、日本史の88点を使います。
端数(小数点以下)の扱いは大学によって違うため、ツールでは小数第1位まで表示しています。
残り期間別の伸ばし方(3か月前・1か月前・2週間前)
同じ「あと50点」でも、残り期間によってやるべきことは変わります。ここで紹介する伸ばし方と、科目ごとの伸びやすさの考え方は、運営者の指導経験にもとづく目安です。

| 残り期間 | 中心にすること | やりがちな失敗 |
|---|---|---|
| 3か月前 | 苦手分野の基礎の穴を埋めます。暗記の多い科目(地理歴史・公民、理科基礎、古文単語、漢文句形など)の範囲をひと通り終え、過去問を1年分解いて形式を知っておきます。 | 過去問ばかり解いて、点が伸びない原因(基礎の穴)を放っておくこと |
| 1か月前 | 共通テストの形式の問題を、時間を計って解きます。間違えた分野だけを基礎に戻って復習し、科目ごとの時間配分を決めておきます。 | 新しい参考書に手を広げて、どれも中途半端になること |
| 2週間前 | 新しいことは増やさず、覚えたことの確認と、本番と同じ時間割での通し演習をします。起きる時間も本番に合わせます。 | 夜遅くまで詰め込んで、生活のリズムを崩すこと |
科目ごとの「伸びやすさ」の考え方
短い期間で点を伸ばしやすいのは、覚えた量がそのまま点になりやすい科目です。
地理歴史・公民、理科基礎、情報Ⅰ、古文・漢文は比較的伸ばしやすく、英語や現代文は、語彙や読む速さが積み上がるまで時間がかかる傾向があります。数学はその中間です。ツールはこの考え方に、満点までの余地と配点の大きさを組み合わせて、科目ごとの目標点を割り振っています。
ツールで「かなり厳しい」と出ても、あきらめる必要はありません。
まず届く目標点で配分を出すので、その点を先に目指し、届いたら目標を上げてください。計画づくりや毎日の学習の管理を人に手伝ってほしいときは、学習管理(コーチング)型のサービスも選択肢です。
科目別の対策と、使えるツール
ツールの「今日やること」から、そのまま当サイトの練習ツールに移れます。
ここでは、よく伸ばす科目ごとに、対策のポイントとツールをまとめます。どれも無料・登録不要です。
英語
リーディングは、読む量が多いので、単語と文法でつまずかずに読めることが土台です。リスニングは、短い時間でも毎日音声を聞くほうが、週末にまとめて聞くより定着しやすくなります。
国語
国語200点のうち、古文と漢文は合わせて90点あります。古文単語・古文文法・漢文の句形は覚える量が決まっているので、短い期間でも伸ばしやすい分野です。現代文は、評論によく出る言葉の意味を知っておくと読みやすくなります。
- 現代文テスト:評論キーワード・漢字・読解のルールを確認できます。
- 古文単語テスト、古文文法識別テスト:単語と助動詞・助詞の識別を練習できます。
- 漢文句形テスト:再読文字・反語などの句形を分野別に確認できます。
- 古文は独学で間に合う?勉強法と最短ルート
地理歴史(日本史・世界史)
共通テストでは、用語を覚えているだけでなく、資料や時代の流れと結びつけて考える問題が出ます。一問一答で用語を固めたら、時代ごとの流れを説明できるかを確かめましょう。
- 日本史一問一答:時代とレベルを選んで練習できます。
- 世界史一問一答:地域と時代を選んで練習できます。
- 日本史は独学で間に合う?残り期間別の計画
時間を決めて取り組みたいときは、学習サポートツールの学習用タイマーや試験時間計算機も使えます。
本番後にやること

- 自己採点をする:本番中に、問題冊子へ自分の答えを書き写しておくと、正確に自己採点できます。
- 得点率と換算点を計算する:このページのツールを「本番後」に切り替えて自己採点の点を入れると、得点率と、保存した志望校ごとの換算点が並び、どの配点が自分に有利かが分かります。
- 判定サービスで確かめる:合否の判定は、実際の受験者のデータを使う予備校の無料サービス(河合塾、駿台・ベネッセ、東進)で確かめてください。自己採点の点を入力すると、志望校ごとの判定を見られます。
- 出願先を決める:判定だけで決めず、傾斜配点で有利かどうか、二次試験の配点や科目、日程(前期・後期)もあわせて考えましょう。平均点の発表や得点調整の有無は、大学入試センターの発表を確認してください。
よくあるご質問

このツールについて
計算の考え方
- 割り振り:目標までに足りない点を、満点までの余地が大きい科目、短い期間で伸ばしやすい科目、配点が大きい科目ほど多く割り振ります。すでに高い点が取れている科目には少なめにします。
- 上限:1か月に伸ばせる点には科目ごとの上限を設け、それを超える割り振りはしません。上限まで伸ばしても届かないときは「かなり厳しい」と伝え、まず届く目標で配分を出します。
- 検証:典型的な受験生のケース(文系で7割から8割、理系で数学が苦手、私立で英語だけ低い など)32通りで、割り振りの合計が目標と一致し、上限と満点を超えないことを確かめています。
- 出典:科目・満点・日程は大学入試センターの公表値を使い、確認日を記録しています。
広告の方針
- サービスの紹介枠には、必ず「PR」と表示しています。
- 「必ず合格できる」「No.1」などの根拠のない表現は使いません。
運営者について
文系ラボの運営者は、家庭教師・塾講師として8年以上、生徒を教えてきました。科目ごとの伸びやすさや、残り期間別のやることは、その経験をもとにまとめています。模試の結果を見て落ち込んだときこそ、足りない点を科目に分けて、今日やることを1つ決めてみてください。このツールが、その一歩の手助けになればうれしいです。
















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