MENU
このページの目次
Mino
著者(サイト運営者)
弁護士志望のロースクール生が運営しております。

法学部⇒ロースクール(法科大学院)

これまで7年以上にわたって120名以上(計1200コマ)の受験生を中学・高校・大学受験の文系科目を中心に担当。

趣味:読書・スポーツ観戦・音楽鑑賞

受験生やその親御さま、塾講師の方が読んで少しでも「役に立った・知れてよかった!」と思えるような記事を発信してまいります!

大事にしている価値観:自分の生き方は自分自身で決める、意志あるところに道は開かれる
【小・中・高校生必見!】「受験が終わったらすべきこと」リストはここをクリック!

【例文つき】小論文の書き方 600字・800字の完成例と書き出しのコツ

当ページのリンクにはプロモーションが含まれています。
以下のタイトルのブログのサムネイルを作成して。多くの人がクリックして興味を示す最高峰のデザインにして 【例文つき】小論文の書き方 600字・800字の完成例と書き出しのコツ

小論文の書き方を、600字と800字の完成した例文で示します。書き出しから結論まで、実際の答案がどう組み立てられているかを確認できます。

小論文は、書き方の型さえ分かれば誰でも形になります。逆に、型を知らずに書くと、感想文になってしまい点になりません。

📰 先週の結果
好きな季節、夏と冬どっち?
夏派 19%
冬派 81%
みんなはどっち?
🔥 もうすぐ終了!
好きな季節、春と秋どっち?
残り 1
現在 11 人が投票!
学年を選んでね
先に学年を選んでください
VS
55% 春派
春派 55% 6票)
秋派 45% 5票)
📊 学年別の結果
中1
100%
0票
中2
50%
50%
2票
中3
67%
33%
3票
高1
100%
0票
高2
100%
1票
高3
40%
60%
5票
⬆️ 投票すると理由を書けるよ!
まだコメントがありません。最初に投稿しよう!

VOTE

主な勉強場所はどこ?

自宅(自室) 56%
447 票
自宅(リビング) 19%
147 票
学校の自習室 6%
49 票
塾・予備校の自習室 12%
96 票
カフェ・ファミレス 3%
22 票
図書館 4%
33 票
Total: 794 votes

目次(見たいところをクリックできます!)

小論文の書き方【4段落の型】

まず全体像です。小論文は次の4つの部分でできています。

段落書く内容字数の目安(800字)
①主張問いに対する自分の答えを述べる50〜80字
②譲歩反対意見をいったん認める150〜200字
③理由主張の根拠を2〜3つ挙げる400〜500字
④結論主張をもう一度述べる50〜80字

大切なのは、最初と最後で同じことを言うことです。途中で立場が変わると、何を主張したいのか伝わりません。

小論文の例文【600字・賛成の立場】

設問:小学校へのスマートフォンの持ち込みについて、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

 私は、小学校へのスマートフォンの持ち込みを、条件つきで認めるべきだと考える。

 たしかに、反対の意見にも理由がある。授業中に操作して集中を妨げる、児童間で無断撮影などのトラブルが起きる、といった懸念は現実のものである。実際、持ち込みを禁止している自治体は今も多い。

 しかし、これらは使い方のルールを定めることで対処できる問題である。登校後は電源を切って担任が預かり、下校時に返却する。休み時間も使用を認めない。こうした運用にすれば、授業への影響はほとんどなくなる。問題は機器そのものではなく、使い方の取り決めがないことにある。

 そのうえで、持ち込みを認める利点は大きい。第一に、登下校時の安全が確保される。共働き家庭が増え、下校後に一人で過ごす児童は少なくない。位置情報を共有できれば、保護者は子どもの所在を把握でき、不審者への対応も早くなる。

 第二に、災害時の連絡手段になる。地震や大雨で交通機関が止まったとき、学校と家庭が直接連絡を取れるかどうかは、児童の安全を大きく左右する。東日本大震災の際、連絡がつかず不安な時間を過ごした家庭は多かった。

 なお、機器を持たない児童との間に差が生まれるという指摘もある。だが、これは学校が貸出用の端末を用意するなどの方法で緩和できる。持たせないことで差をなくすより、持てない子を支えるほうが建設的である。

 以上のことから、私は使用のルールを明確に定めたうえで、小学校へのスマートフォンの持ち込みを認めるべきだと考える。

この例文は630字です。「600字以内」なら削る必要がありますが、「600字程度」であればこの長さで問題ありません。

この例文の構造

段落役割書き出しの言葉
1主張私は〜と考える
2譲歩(反対意見を認める)たしかに〜
3反論しかし〜
4理由1第一に〜
5理由2第二に〜
6予想される批判への対応なお〜
7結論以上のことから〜

「たしかに〜しかし〜」の形が、この答案の骨組みです。反対意見を先に認めることで、一方的な主張に見えなくなります。

小論文の例文【800字・慎重な立場】

設問:週休三日制の導入について、あなたの考えを800字以内で述べなさい。

 近年、多くの企業や自治体が週休三日制の導入を検討している。私は、この制度を社会全体に広げることには慎重であるべきだと考える。

 週休三日制の利点は明らかである。休日が増えれば、労働者は心身を休める時間を確保できる。育児や介護を担う人にとっては、仕事との両立がしやすくなる。実際に導入した企業では、離職率が下がったという報告もある。

 しかし、こうした利点がすべての職種に当てはまるわけではない。ここに、この制度の最大の問題がある。

 第一に、業種による格差が生じる。事務職のように成果を時間で区切りやすい仕事であれば、勤務日を減らしても業務量を調整できる。だが、医療・介護・保育・運輸といった、人がその場にいなければ成り立たない仕事では、休日を増やせばそのぶん人員が必要になる。人手不足が深刻なこれらの分野で、追加の人員を確保するのは容易ではない。

 第二に、労働時間が減らないまま休日だけが増える恐れがある。週の総労働時間を変えずに週休三日にすれば、一日あたりの勤務は十時間近くになる。これでは、平日の疲労はかえって増す。休みが増えても、その休みが回復のためだけに費やされるのであれば、生活の質は向上しない。

 第三に、賃金の問題がある。勤務日を減らして賃金も減らすなら、生活が苦しくなる人が出る。減らさないなら、企業の負担が増え、体力のない中小企業では導入が難しい。結果として、大企業に勤める人だけが恩恵を受けることになりかねない。

 もちろん、私は週休三日制そのものに反対しているのではない。導入できる企業が先行して取り組むことには意味がある。問題は、これを一律の制度として社会全体に広げようとすることである。

 以上のことから、私は週休三日制を全面的に導入するのではなく、職種や企業の実情に応じて選べる形で進めるべきだと考える。制度の目的は休日を増やすことではなく、働く人の生活を良くすることにあるからである。

この例文は803字です。800字の設問では、760字以上書くのが目安になります。

この例文で使った工夫

工夫該当箇所効果
利点を先に認める第2段落反対意見を理解していると示せる
理由を3つに分ける第4〜6段落字数が埋まり、説得力が増す
全否定を避ける第7段落「反対ではない」と明示し、極端さを回避
目的に立ち返る最終段落単なる反対でなく、代案を示せる

800字は理由を3つ書くとちょうど埋まります。600字なら2つ、1200字なら3つに具体例を足す形で調整してください。

小論文の書き出し

書き出しで迷って時間を使う人が多いので、そのまま使える形を示します。

書き出しの例使う場面
直接主張私は〜すべきだと考える。賛否を問われたとき(最も安全)
条件つき主張私は、条件つきで〜を認めるべきだと考える。単純な賛否では答えにくいとき
問題の確認近年、〜が問題となっている。私は〜と考える。課題文がある、テーマが広いとき
定義から入る〜とは、〜のことである。この点について私は〜。言葉の意味が論点になるとき

迷ったら「私は〜と考える」で始めてください。最初の一文で立場を示すのが、最も減点されない書き方です。

やってはいけない書き出し

避ける書き出し理由
私はこのテーマについて考えてみた。立場が示されていない
難しい問題だと思う。感想であって主張ではない
まず、〜について説明する。説明文になり、論じていない
皆さんはどう思いますか。問いかけは不要。自分の答えを書く

字数別の書き分け方

字数段落数理由の数構成
400字3〜41〜2主張→理由→結論
600字4〜62主張→譲歩→理由2つ→結論
800字5〜83主張→譲歩→理由3つ→結論
1200字7〜103+具体例主張→譲歩→理由3つ(各に具体例)→反論への対応→結論

字数が増えたら、段落を長くするのではなく、理由や具体例を足してください。一段落が長すぎると読みにくくなります。

字数が足りないとき

次の順に足してください。上から順に、加えても文章が崩れにくいものです。

足すもの増える字数の目安
1理由をもう1つ加える150〜200字
2各理由に具体例を足す各50〜100字
3反対意見への対応を加える100〜150字
4結論に「なぜそう考えるか」を一文足す30〜50字

同じことを言い換えて水増しするのは逆効果です。採点者にはすぐ分かり、内容が薄いと判断されます。

減点されやすい書き方

感想を書いてしまう

小論文と作文の最大の違いは、根拠があるかどうかです。

作文(減点)小論文(正しい)
私は〜だと思う。なぜなら好きだからだ。私は〜だと考える。なぜなら〜という理由があるからだ。
とても大切なことだと感じた。〜という点で重要である。
かわいそうだと思う。〜の負担が大きくなるという問題がある。

「思う」ではなく「考える」を使ってください。感情ではなく判断だと示せます。

話し言葉を使う

話し言葉書き言葉
でも/だけどしかし/だが
だからしたがって/そのため
すごく/とても非常に/きわめて
ちゃんと適切に/十分に
いろんなさまざまな
〜みたいな〜のような
やっぱりやはり

「です・ます」と「だ・である」を混ぜる

小論文は「だ・である」で統一してください。途中で「です・ます」が混じると、それだけで減点されます。

書き終えたら、文末だけを目で追って確認する習慣をつけると、この種のミスがなくなります。

設問に答えていない

最も重い減点がこれです。「賛成か反対かを述べよ」と問われているのに、問題の説明だけで終わる答案が少なくありません。

書き終えたら、設問をもう一度読んで、問われたことに答えているかを確認してください。

時間配分

手順60分の場合やること
設問の確認3分何を問われているか、字数と条件を確認
構成メモ10分主張と理由を箇条書きにする
執筆40分メモに沿って書く
見直し7分誤字・文末・設問への対応を確認

構成メモを書かずに始めないでください。途中で話が変わり、書き直す時間がなくなります。

メモは「主張/理由1/理由2/理由3」と縦に並べ、それぞれ一行で書くだけで十分です。これがあるだけで、書く速度が大きく変わります。

よくある質問

自分の体験は書いてもいいですか

具体例としてなら有効です。ただし体験だけで終わらせないでください。

「私はこう感じた」で止めると作文になります。「この経験から〜が言える」と、一般化する一文を必ず加えてください。

数字やデータは必要ですか

あれば説得力が増しますが、不確かな数字を書くくらいなら書かないほうがよいです。

「〜という報告もある」「〜と言われている」といった書き方であれば、正確な数値を覚えていなくても使えます。

賛成と反対、どちらを選ぶべきですか

点数に差はありません。理由を書きやすいほうを選んでください。

自分の本心と違っても構いません。小論文で問われるのは思想ではなく、筋道立てて説明する力です。

どのくらい練習すれば書けるようになりますか

型を覚えてしまえば、5本ほど書けば形になります。大切なのは書いた後に見直すことです。

書きっぱなしでは上達しません。学校の先生に見てもらうか、自分で読み返して、設問に答えているか・文末が統一されているかを確認してください。

ツールボタン

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント/Comment

コメントする

コメントは日本語を含めて入力してください。

CAPTCHA

目次(見たいところをクリックできます!)