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Mino
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法学部⇒ロースクール(法科大学院)

これまで7年以上にわたって120名以上(計1200コマ)の受験生を中学・高校・大学受験の文系科目を中心に担当。

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英作文の添削はどれを選ぶべき?|AI・アプリ・塾を目的別に比較

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英作文の添削には、AI・アプリ・塾・通信添削と複数の手段があります。どれを選ぶべきかは、何を直してほしいかで決まります。

文法の誤りを消したいのか、内容や構成まで見てほしいのか。目的が違えば、適した手段も変わります。この記事では、それぞれの得意・不得意を整理します。

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結論:目的別の選び方

目的適した手段費用の目安
文法・スペルの誤りを消したいAI添削・無料ツール無料〜
毎日書いて量をこなしたいAI添削無料〜月額数千円
志望校の採点基準で見てほしい塾・通信添削1通あたり数百〜数千円
内容や構成まで指導してほしい塾・個別指導月額1万円〜

すべてを1つで済ませようとしないほうがよいと考えています。日々の練習はAI、直前期の仕上げは人、という使い分けが現実的です。

AI添削でできること・できないこと

近年はAIによる英作文添削サービスが増えました。実際に使ってみると、得意な部分とそうでない部分がはっきり分かれます。

AIが得意なこと

項目内容
文法の誤り三単現のs、時制の一致、冠詞の抜けなど。ほぼ確実に検出する
スペルミス誤字の指摘は正確
不自然な表現日本語をそのまま訳した文を、自然な英語に直す
速さ数秒で結果が返る。何度でも試せる

特に「量をこなす」場面ではAIが圧倒的に有利です。人に見てもらうと1通ずつ時間がかかりますが、AIなら1日に何本でも書けます。

AIが苦手なこと

項目内容
設問への対応問われたことに答えているかの判断は弱い
採点基準志望校がどこを重視するかは分からない
語数の調整「80語程度」といった条件を守れているかの判断が甘い
内容の評価論拠が弱くても、英語として正しければ通してしまう

ここが最大の注意点です。AIが「問題なし」と返しても、入試では点が来ないことがあります。文法的に正しいことと、設問に答えていることは別だからです。

ChatGPTで代用できるか

もちろん添削自体を行うことはできますが、指示の出し方に工夫が必要です。「添削して」とだけ書くと、直した英文だけが返ってきて、なぜ直したのかが分かりません。

次のように条件を指定すると、学習に使える結果が返ってきます。

指示に入れる内容
立場を伝える大学受験の英作文を添削してください
語数条件を伝える80語程度という条件です
理由を求める直した箇所ごとに、なぜ直したか説明してください
採点を求める10点満点で採点し、減点理由を示してください

専用サービスとの違いは、この指示を毎回自分で書く必要があるかという点です。専用サービスは最初から受験向けに調整されています。

添削サービスの種類

AI添削サービス

英作文の添削に特化したAIサービスです。受験や英検を想定して作られているため、汎用のAIより指摘が実戦的です。

向いている人向いていない人
毎日書いて練習したい内容や構成を相談したい
すぐ結果がほしい志望校の傾向に合わせたい
費用を抑えたい質問しながら進めたい

塾・予備校の添削

塾の先生や講師が実際に書いた文章を読んで添削してくれます。
内容の弱さや、設問への対応まで指摘してもらえるのが最大の利点です。

一方で、返却まで数日から1週間かかることが多く、量をこなすには向きません。費用も高くなります。

学校の先生に見てもらう

費用がかからず、志望校の傾向も把握してくれている場合があります。まず試すべきはここです。

ただし、先生の負担があるため、頻繁には頼めません。週1本程度が現実的でしょう。

通信添削

郵送やオンラインで提出し、返却を受ける形式です。質は安定していますが、返却までの時間が課題になります。

直前期には間に合わないことがあるため、早い時期から始める人向けです。

添削に出す前に自分で直せること

添削を受ける前に自分で直せる誤りが、実はかなりあります。先にこれから述べることを行っているほど、添削で得られるものが増えます。

文法ミスの指摘だけで終わる添削は、もったいない使い方です。

提出前の確認リスト

確認項目見るところ
語数指定の8割以上あるか。数えたか
設問への対応問われたことに答えているか
立場の明示最初の一文で賛否を示しているか
理由の数理由が2つ以上あるか
接続表現First、However、Therefore などがあるか
三単現のs主語が三人称単数の現在形
時制途中で過去形と現在形が混ざっていないか
冠詞a / the の抜け
短縮形don’t → do not に直したか
スペル自信のない単語を確認したか

この10項目を自分で確認してから提出すると、添削者は内容や構成に集中できます。

減点されやすい表現

避ける使う理由
don’t / can’tdo not / cannot短縮形は書き言葉に不向き
a lot ofmany / much口語的
getobtain / become意味が広すぎる
things具体的な名詞あいまい
I think that 〜(多用)In my opinion / I believe繰り返すと稚拙に見える
And / But で文を始めるMoreover / However書き言葉では避ける

自由英作文の型

内容で迷う時間を減らすため、型を決めておくと書きやすくなります。

構成書く内容語数の目安(80語)
①主張I agree / disagree with 〜15語
②理由1First, 〜25語
③理由2Second, 〜25語
④結論For these reasons, 〜15語

80語なら理由は2つ、100語以上なら3つが目安です。理由を増やすより、1つの理由に具体例を添えるほうが説得力が出ます。

添削を受けたあとにやること

返ってきた添削を見て終わりにする人が多いのですが、ここからが特に重要です。

直された箇所を分類する

分類すべきこと
知らなかった覚える。次から使えるようにする
知っていたのに間違えた確認リストに追加する
より自然な表現に直された表現集に書き写す

特に「知っていたのに間違えた」ものが重要です。これは本番でも繰り返します。自分専用の確認リストを作り、提出前に見る習慣をつけてください。

もう一度書き直す

添削されたものを読むだけでは身につきません。同じテーマでもう一度、何も見ずに書いてみてください。

2回目でも同じ誤りをするなら、それが自分の弱点です。そこだけ集中して直せば、効率よく点が上がります。

費用をかけずに練習する方法

学校の先生に頼む

最も確実で、費用がかかりません。「週に1本お願いできますか」と具体的に頼むと、受けてもらいやすくなります。

その際、自分で確認リストを通してから出すと、先生の負担が減り、内容に集中してもらえます。

過去問の解答例と比べる

赤本や過去問集には解答例が載っています。自分の答案と構成を比べるだけでも学べます。

語彙や文法より、どういう順番で書いているかに注目してください。型が身につきます。

無料のAIツールを使う

文法チェックだけなら、無料のツールで十分な場合もあります。まず無料で試し、物足りなければ有料を検討する順序がよいでしょう。

よくある質問

Q&A

AIの添削だけで受験に対応できますか

文法面はかなり対応できますが、それだけでは不十分だと考えています。

入試の英作文では、設問に答えているか、論拠が示せているかが見られます。ここはAIの判断が甘くなりがちです。

日々の練習はAI、月に数本は人に見てもらう、という組み合わせを勧めます。

無料と有料で何が違いますか

主な違いは、指摘の細かさと、受験への最適化です。

無料のツールは文法チェックが中心で、「なぜ直したか」の説明が薄いことがあります。有料のサービスは、受験や英検の基準に合わせた指摘をします。

まず無料で試して、物足りなければ有料に移るのが無難です。

何本くらい書けば上達しますか

個人差はありますが、20本を超えたあたりから型が身につくという感覚があります。

大切なのは本数より、書いたあとに直したかどうかです。書きっぱなしでは、100本書いても変わりません。

英検の添削にも使えますか

使えます。ただし英検には独自の採点基準(内容・構成・語彙・文法の4観点)があるため、その基準に対応しているかを確認してください。

受験用と英検用では、求められる型が少し違います。

添削してもらうと、書けなくなりませんか

そういうことはありません。むしろ直されないと、間違いに気づけません。

ただし、直された英文を丸暗記するのは避けてください。次に同じテーマが出るとは限りません。なぜ直されたかを理解することが大切です。

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