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Mino
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弁護士志望のロースクール2年生が運営しております。

法学部⇒ロースクール(法科大学院)

これまで4年以上にわたって120名以上(計1200コマ)の受験生を中学・高校・大学受験の文系科目を中心に担当。

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【保存版】文系と理系はどっちがいい?違いと選び方のポイントを塾講師が解説!

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【保存版】文系と理系はどっちがいい?違いと選び方のポイントを塾講師が解説!
この記事でわかること
  • 文系と理系の違い・文系理系とは?
  • おすすめの文系・理系の選び方
  • 文系・理系のメリット・デメリット
  • 大学の文系と理系の学部について
  • 大学での文系と理系の生活の違い
高校生などこれから進路を考えている人は最後までお読みください!

高校生に進学してしばらくたったタイミング(高2が多い)で多くの学校では文系と理系の進路選択をすることになります。

すでに将来の目標が明確で進路を決めている人はすぐに決められますが、多くの人は明確な目標がなく好きな科目・嫌いな科目で文系と理系を選んでしまいがちです。

このこと自体は問題はありませんが、もし大学に入って後々学ぶ分野が自分が学びたいものではなかった場合、過去に選んだ自分の選択を後悔して4年間程過ごすことになります。

特に、一番危険なのは「なんとなく」で選んでしまうことです。文系と理系選びは自分の将来を決める第一歩だと考えて慎重に行いましょう。

「数学が嫌いだから文系にする」・「社会が苦手だから理系にする」などは絶対にやめましょう!!

そこで今回は、塾講師で少し前まで大学生だった筆者が後悔しない文系と理系の選び方を徹底解説します!

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文系とは

文系とは … 人間関係や社会構造、経済、文化、芸術、法律、政治、経営、言語、歴史などについて深く学ぶ学問

まとめると、人間の活動を研究の対象とする学問の系統のことを「文系」といいます。

文系の主要な学部は、法学部や経済学部・商学部・文学部、外国語学部などです。

文系には大きく分けて人文科学に関する学問と、社会科学に関する学問の2つがあります。

人文科学とは…

人類の歴史や文化、言語について深く学ぶ学問。学部においては、文学部や外国語学部、心理学部などが該当する。

社会科学とは…

社会における人間の行動や現象について深く学ぶ学問。学部においては、法学部や経済学部、商学部などが該当する。

どちらが、より就職においては有利かということはありませんので、自分の学びたいことを優先して選ぶとよいでしょう。

文系で学ぶ内容は英語学科や歴史の学科などはこれまで高校生の間に学んだことが直接役に立つことが大いにありますが、法学部や商学部など学部によってはは必ずしも学んだことが直接的には役に立っていると感じにくいことがよくあります。

大学の文系学部一覧

学部一覧学部の中にある学科(一例)
文学部人文学科・歴史学科・哲学科
法学部政治学科・法律学科・国際関係法学科
商学部会計学科・商学科・商業学科
経済学部経済学科・経営情報学科・経済法学科・金融学科
経営学部経営学科・国際経営学科
社会科学部社会科学科・社会学科・スポーツ社会学科・経営社会学科
外国語・国際学部英米語学科・外国語学科・ドイツ語学科
教育学部教育学科・教育福祉学科
総合政策学部総合政策学科
文化構想学部文化構想学科
心理学部臨床心理学科・心理学科
神学部神学科
観光学部観光学科・観光ビジネス学科
※文系学部の一部を紹介しております。他にも文系には学部・学科があります。

文系は学部と就職先が直結しない!?

文系の学部を卒業された方でよく多く見受けられるのが、大学の間に学んだ学問とは直接的には関連性のない職業に就くことです。

後述するように、理系はその学問について専門的なことを学習するため、大学で学んだことと関連性のある職業に就くことが多いものの、文系は必ずしもそのようなことが起きるとは限りません。

例えば、2020年度の慶應義塾大学の文学部・法学部の就職先を見てみると…

慶應義塾大学 文学部の進学先 トップ5(2020年度)
  1. 楽天 11名
  2. みずほ銀行 10名
  3. 東京海上日動火災保険 9名
  4. 大和証券 6名
  5. 三菱UFJ信託銀行 6名
慶應義塾大学 法学部の進学先 トップ5(2020年度)
  1. 東京海上日動火災保険 30名
  2. 東京都職員 17名
  3. 三菱UFJ銀行 17名
  4. みずほ銀行 15名
  5. アクセンチュア 14名

大学受験「パスナビ」より引用

慶應義塾大学の文学部は、比較的銀行への就職がこれを見ると多いように見受けられます。
一方で、法学部も公務員への就職が一定数いる一方で銀行や保険、コンサルティングの会社などあらゆる職種へ就職している人が多いように見受けられます。

他の大学の文系学部でも同じような傾向がある学校が比較的多いので、自分の行きたいと思っている学校の進学・就職先をまずは調べてみましょう。

ただ、中には大学在学中に司法試験(予備試験)・公認会計士試験などの難関資格試験の合格を目指して日々勉強に取り組んでいる人も一定数おります。

そのような方は、比較的自分の学部で学んだことを職業に活かしやすい傾向にあります。

一例

  • 法学部⇒公務員・司法(予備)試験合格のための勉強をする 
  • 経済学部、商学部、経営学部⇒公認会計士・簿記のための勉強をする

このように、何か将来仕事をする上でその職業に資格が必要な場合は、その資格の勉強がしやすい(取りやすい)学部を選びましょう!

将来の職業が明確に決まっている人はその職業になっている人が多い学部は何かを最初に探してみるとよいです!

まとめ

文系には大きく分けて人文科学社会科学を学ぶ系統の2つがある。

文系の進路は必ずしも学部と関連性のある所に就職するとは限らないが、大学院に進学する人や資格試験合格を目指して勉強する人は進学先が学部と関連性のある所が比較的多い。

高校で主に勉強する科目

高校生で主に勉強する科目

文系を進路の選択肢として選んだ際には、重点的に学習する科目も変わります。

文系では主に

  • 国語(現代文・古文・漢文)
  • 社会(日本史・世界史・地理・公民・政治経済)
  • 英語(文法・読解・リスニング)

を重点的に勉強することになります。

これらの科目の特徴として多くの言葉や単語を覚える能力が求められるだけではなく、論理的に物事を考えられるということも必要になります。

もちろん私立の大学と国公立の大学を目指す人では受験科目は違いますが、重点的に勉強するとなるとこの3科目に比重が充てられることになることには変わりありません。

私立の大学の多くは、基本的には英語・国語・社会の3科目あるいは2科目で受験できます。一方で、国公立の大学の多くでは共通テストを1次試験として受験する必要があるため、上記の3科目の他に数学(ⅠA/ⅡB)と理科をしっかりと勉強する必要があることには注意が必要です。

文系学生の大学生活

一人旅をする

文系の学生は大学生の間に基本的に自分の好きなことに打ち込む人が理系よりは多い印象が見受けられます。

というのも、多くの文系の大学では卒業に必要な単位数が理系ほどは多くなく、授業時間以外に自由な時間を多くつくりやすいからです。

特に、4年生になると就活などで忙しくなるものの、3年までにしっかりと単位を取ってきた人週に1~2コマさえ受けておけば卒業できるということも可能なため、就活後は最悪ほとんど何もしないということだってできてしまいます。(4年生になると卒論だけは大変なので注意が必要)

1年から、サークル活動やバイトなど自分がしたかったことに打ち込むことも十分にできます!

一方で、将来の仕事が明確に決まっている人はそのような中でも資格取得などの勉強に打ち込む他、1年や2年から希望職種のインターンに行くなど行っている人も多いです。

したがって、ライフタイルは大学の授業時間に大きく縛られることなく、自分のしたいことに全力で打ち込むことができるというのが文系大学生の一番の強みとも言えます!

文系に進むメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 大学で実験や研究がないため自由な時間が多い!
  • サークルや部活動・バイトなど自分のしたいことが思う存分出来る!
  • 理系より学費が安い
  • 資格を取得すれば自分の強力な武器になる!(公認会計士・司法試験の資格等)
  • 専攻によって大きく就職先が左右されることが少ない
  • 理系科目(特に数学)を使わずに卒業できる学部が多い ex.法学部・文学部等
  • 理系のような専門的なスキルが得にくい(資格を取得する場合は例外)
  • 自由な時間が多い分、何も行動しなかったら何も身に付かない
  • 大学院に進学してより専門的な分野を学ぶ人が少ない
  • 理系より就職できる範囲が狭い
  • 就職先で大学に学んだことがそのまま役に立つことが少ない

文系をおすすめできる人の特徴・チェックポイント

★文系をおすすめできる人の特徴★
  • 将来なりたい職業が文系に関すること
  • いろいろなことに興味や好奇心を持つことができる人
  • 法曹(弁護士・検察官・裁判官)・公認会計士などの資格取得を目指している人
  • 理系科目(数学・理科)が極端に苦手な人
  • 大学で数学を深く学習したくない人
  • 大学生活で自分のしたいことを自由にしたい人
  • 専門的に学びたい分野が特に決まっていない人
文系は思っている以上に幅広い職業を選択できます!

理系とは

理系

理系とは … 自然界を研究・学問の対象として深く学ぶ学問の領域を指す 

理系の主要な学部は、理学部や工学部、農学部、医学部、薬学部などがあげられます。以下に理系の学部を一覧にしたまとめがあるので、そちらも参考にしてください。

高校生で進路選択する際には、文系と理系でクラスを分けるところが多いですが、中には、文系と理系の他に、医学部を受験する人のクラスを別で用意しているところもあります。

理系の特徴としては高校で数学や理科を主に受験科目として重点的に勉強していくことになりますが、大学で学ぶことは主に高校生までに学んだことがより専門的な勉強へと派生していくものだと考えてよいです。

就職先も比較的専攻分野に関する職種にそのまま就く人が多い傾向があります。

大学の理系学部

学部一覧学部の中にある学科(一例)
理工学部生命科学科・機械工学科・理工学科・応用化学科
工学部機械工学科・建築学科・社会基盤学科・都市工学科
医学部医学科・看護学科・保健学科
農学部農学科・動物科学科・生物資源開発学科
薬学部薬学科・生命薬科学科
看護学部看護学科
獣医学部獣医学科・動物応用科学科
情報学部自然情報学科・人間、社会情報学科・コンピュータ科学科
理学部数学科・物理学科・化学科
建築学部建築学科・建築デザイン学科
生命科学部応用化学科・生物工学科・生命情報学科
歯学部歯学科・口腔保健学科
人間科学部人間環境科学科・健康福祉科学科・人間情報科学科
※理系学部の一部を紹介しております。この他にも理系には学部・学科があります。

理系の大学生活

理系の大学生活

理系は文系に比べると大学生活は比較的忙しい毎日になります。

なぜ文系に比べて忙しいと言われるのかの1つに、主に学校の履修科目が多いということが挙げられます。

例えば、理系には実験科目が用意されております。

実験を行うと事前の予想レポートを出したり、実験後のまとめレポートの提出が必要になるなど朝から夕方まで実験に追われ、授業終了後はレポート作成に追われる毎日が続くため、そんな一日の中ではなかなか自分の時間を取ることすら難しいです。

また、就活の時期になると企業の研究をしっかりと行う必要がありますが、文系に比べるとそのような研究に時間を充てることも学校の授業に忙殺され難しくなることも稀ではありません。

しかし、それでもサークル活動やアルバイトなど自分のしたいことに打ち込むことはもちろん可能です。

1年や2年生の間は就活や研究室での活動などもほとんどの学校ではないため、この時期を使って主にサークル活動やバイトをしている大学生が多いように見受けられます。

ただ、3年や4年になると就活の他、研究室での活動が主になるため、サークルやバイトは辞めて研究室に専念するという人も少なくありません。

中には、活動に専念してもらうために研究活動に関係のないバイトなどの課外活動をすることを禁止している研究室もありますので、その点は気を付けておきましょう。

高校で主に勉強する科目

理系科目

理系で主に勉強を重点的にする科目は以下の通りです。

  • 数学(数I・数A・数II・数B・数III)
  • 理科(物理・化学・生物・地学)
  • 英語(文法・読解・リスニング)

国公立を受ける場合は、その他に文系科目も共通テストなどで受ける必要がありますが、基本的には以上の3科目を重点的に勉強する必要があります。

理系でも文系と同じく英語は受験必須科目として導入している大学がほとんどですので、英語は文系・理系関係なく得意にすることが必要があります。

理系を選ぶ理由に英語が苦手だからというのは通用しない…

理系に進むメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 専門的なスキルが身に付く
  • 就職先でも学んだことが役に立つことが多い
  • 幅広い就職先を選ぶことが出来る
  • 学びたいことを深く研究することが出来る
  • 大学院へ進むと専門性をさらに高められる
  • 実験や研究室の活動が忙しい
  • 大学で自由な時間が思っているほど多くはない
  • 大学の学費が総じて高い
  • 中にはバイト活動を制限する研究室などもある
  • 大学院に進めば、専門以外の就職の幅が狭まることもある

理系をおすすめできる人の特徴・チェックポイント

★理系をおすすめできる人の特徴★
  • 論理的に物事を考えられる人
  • 複雑のことを自分なりにシンプルに構造化できる人
  • 科学や技術に知的好奇心が湧く人
  • 数学や理科に苦手意識を感じずに取り組める人
  • 研究や実験が好きな人
  • 将来研究者になりたいと考えている人
理系科目が単に得意だからという理由で理系を選ばないように!

文系と理系の進路の決め方(診断)のポイント

文系と理系の決め方のポイント

文系・理系が決められない人のためのおすすめのステップ

最後に文系と理系どちらにしようか悩んだ際におすすめの決め方を順に説明します。この手順に進めればきっと自分の志望校が見つかるはずです!

STEP
自分が将来やりたいことを明確にしてみる

まずは、自分のやりたいことを紙などに書いて明確にしてみましょう!詳しい方法は後ほど説明します。

STEP
自分が興味のある分野の学部を探してみる

自分が興味のある分野がどの学部または大学にあるかを調べてみましょう!調べる方法はこれから詳しくご説明します。

STEP
自分が興味のある学部の大学のオープンキャンパスへ行ってみる

最後に調べた学校の中で志望度を順に決めて大学が主催しているオープンキャンパスに行ってみましょう!

それぞれ下記でステップ順に具体的にご説明します。

ステップ1:自分が将来やりたいことを明確にしてみる

まずは、自分が将来何になりたいかを明確にしてみましょう。

進路選びのポイントとしては、最初の段階では「将来の年収」や「異性から好かれる憧れの職業」などの動機でも問題ございません。明確に将来使命感があって職業を選択する人はほとんどおりません。

多くの人は、そのような「ささいな」動機から始まっております。

肝心なのは、その目標に向かっていかに行動に移すことができるかということです。

まずは、自分が現在興味あることを紙に箇条書きで書いてみましょう。

紙に書く方法の一例

例 興味があること・趣味にしていること

  • 歴史的建造物を見ること
  • スポーツ(サッカー観戦)、身体を動かすこと
  • 友達が考えていることを推察すること

ポイントは自分がそのことをやっていると我を忘れるくらい没頭できることやこれから自分が将来してみたいと思うことを書くとよいでしょう。
誰しも必ず1つや2つはあるはずです!

ステップ2:自分が興味のある分野の学部を探してみる

次に、自分が紙に箇条書きで書いた興味のある分野が大学の学部として存在しているのかを探してみましょう。

自分が書いた興味のある分野に関して扱っている大学があるのかを調べるための方法として、「スタディサプリ」から進路を探してみることを強くおすすめします。

「スタディサプリ進路」では、サイトで自分が将来学びたいと思う学問や職業を選択するだけで、自分にピッタリな大学や学部を自動で厳選してくれます!

扱っていない分野がないくらいいっぱい選択肢があるので、きっと自分の希望の職業や大学が見つかるはずです!とっても便利!

例えば…

  • 歴史的建造物を見ること ⇒ 文化・地理・歴史・建築を学べる学校を探してみる
  • スポーツ(サッカー観戦)、身体を動かすこと ⇒ 健康・スポーツを学べる学校を探してみる
  • 友達が考えていることを推察すること ⇒ 人間・心理・教育・福祉を学べる学校を探してみる

気になった学校が見つかったらすぐにその学校のパンフレットを請求してみましょう!

いっぱい気になった学校がある場合はとりあえずそれらの学校を全て請求してみましょう!

今なら限定お得なキャンペーン実施中!ここから資料請求しよう!

ステップ3:興味のある学部がある大学のオープンキャンパスに行ってみる

最後に実際に資料請求した学校の中で行ってみたいと思う学校を選んでオープンキャンパスに行ってみましょう!

大学は基本的には大学生に向けて授業を行っているため、なかなかその学校でどのようなところなのかを知ることは出来ませんが、ほとんどの大学では1年に1回から数回に渡って「オープンキャンパス」を実施しております。

このオープンキャンパスでは、大学で普段行われている授業などをその学校の生徒の気分になって体験することができます。

実際に学校へ足を運んでみると、ホームページなどの情報では知らなかったことがたくさんあってとても有益です!また、学校の雰囲気を知ることもできます!

気になった授業があれば予約などを大学のホームページからしておくとよいです!人気の講座はすぐに埋まってしまうので早めに予約をしておくことをおすすめします!

なお、「スタディサプリ進路」ではオープンキャンパスの予約もできるので是非してみましょう!

まとめ

文系・理系のまとめ

  • 文系と理系では大学で学ぶ学問が大きく異なる!
  • 文系と理系では学生生活も異なるので、自分に合った方を選ぼう!
  • 自分がなりたい将来像から考えて文系と理系どちらに進むべきかを選択しよう!
  • まずは、興味のある分野を箇条書きにしてみるところから始めよう!
  • なりたい将来像は「ささいな」ことがきっかけでも問題ない!
  • 気になった大学があればすぐにパンフレットなど資料請求しておこう!
  • 大学のオープンキャンパスは大学の雰囲気まで知ることができる貴重な機会!

ここまでお読みいただきありがとうございました!是非他の記事も下記から見ていただけると嬉しいです!

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